DOLPHIN八戸店に期間限定で展示することが決まりました。
気になっている方は是非見に来てください!
販売価格60,000円(税別)です。
こんにちはドルフィン八戸店の嶋守です。
本日はポータブルエアコンのダイキンCarrimeについてレビューしたいと思います。
目次
| ポータブルとは思えない本格的な性能。 マイナス10℃はハンパ無い
実機を触ってみて感じたことを簡潔にまとめます。
1.性能が非常に高い。
この商品の大きな特徴は「温度設定が無い」ことです。
風量のみの調節で4段階調整です。
周囲の温度よりも10℃低い吹き出し温度で周囲の温度を下げます。
10℃って相当なパワーです!
30℃から20℃になるわけで、これは相当なパワーといえます!
実際に吹き出し口に手を当ててみると冷たい空気が勢いよく吹き出してます!
似たようなモノで冷風扇がありますが、あちらは涼しい感じがするものの
ほとんどの機種は室温を下げるほどの効果は無いようです。
このキャリミーは正真正銘の『エアコン』。本格的な設置式タイプのエアコンと同等のパワーを持った商品です。
2.エアコンの特性上狭い部屋には向かない
いきなりですが、実をいうと大きな落とし穴が一個だけあります。
エアコンは熱交換器です。ある部分の温度を下げると同時に、ある部分の温度を上げます。
文字通り熱を交換します。
プラスマイナスゼロなんです。
ということは、狭い空間で使った場合。前方に10℃冷たい空気を出すと同時に後方に10℃熱い空気を出します。
閉め切った場所で使うと結局室温は変わらないということになります。
なので、背面には排熱用のダクトを装着できてこれを室外まで引っ張って送り出す必要があります。
※ダクトなしでも使えます、その場合には真後ろに熱い熱を出します。
例えば部屋の中に冷風を出して涼しくなっても、廊下に排熱して廊下が「あっっつ!!」となります。
これを理解しないと使いこなすことができず、「ダメじゃん!」となりかねません。
だって仕方ないんです。それがエアコンだと割り切って使いこなせるかどうがポイントです。
一般的に使われているエアコンも例外無く、家の中の室内機で冷風を出す一方で、家の外の室外機で熱風を出してます。
カーエアコンも同じです。
夏の時期、車が密集したところなんて、それぞれが熱風を出すもんだから凄まじい熱気になっていますよね?
これをちゃんと理解して活用しないと、買って後悔することになりかねません。
3.アウトドアシーンではどうだろう
まず真っ先に思いつくのがアウトドアシーンでの使い方。
①例えば車の中
キャリミーはAC100Vの電源コードで動きます。最近のEV車ではコンセント搭載している車も多いですね。
だけどもだっけど、です。冷風も出るけど、温風も出ます。排熱ホースで車外に排気しなくてはなりません。
窓をホースぶん開けようとすると、かなりの面積の窓が空いてしまい外の熱い空気も社内に入ってきます。
そもそも、車の中で電源取り出して使うくらいならば、素直にカーエアコン使ったほうが良さそうです。
EV車ならアイドリングの排気ガスも無しで使える場合がほとんどですし。
②例えばテントの中
テントシートを少しめくれば、排気ホースを外に出せそうです。
ただし電源が必要です。最近は持ち運べるバッテリーもあるので相性良さそうです。
家族でキャンプしてお子様が寝苦しい時なんかいいかもですね。
でも、ガチのキャンパーなら自然環境の中で眠ることに意味があるのでは?とか思っちゃいます。余計なお世話かもですが。
まあまあ、でも、アリっちゃぁ、アリではないでしょうか。
4.気になる電気代は?
消費電力130Wなので
27円/kwhとした場合
130w=0.13kwh
27円x0.13kwh=3.51円
一時間あたりの電気代は約3.51円です。
そんな人はいないと思いますが丸一日使用して
3.51円x24時間=84.24円
となります。以外にお安いと思いますがどうでしょう。
カタログにも記載していますが使用環境で消費電力が異なりますのでご了承ください。
|これがベストな使い方?かも
さてさて、キャリミーをまとめるとこうなります。
・ハイパワーで電気代も安い。
・軽量コンパクト
・排熱の対策が必要
で、どういうシーンで使い道があるかなぁと考えたら、ありました!! 役立つ場面が。
工場や工事現場、ビニルハウス内での農作業など、お仕事が快適に!
ズバリ、私が思う、最もキャリミーが輝くシーンは『お仕事の現場』です。
キャリミーは狭い空間の稼働には向きませんが
広い空間での稼働に向いてます。
例えば広い倉庫の中とか、キャリミーの排熱ぐらいでは全体の温度はあがりません。
作業する人の周辺の温度が下がり、快適に仕事ができます。
建築工事現場なんかも向いてます。夏場の建築現場はとても暑く、さらには安全面の理由から長袖での作業が求められます。
お客様だって汗まみれで建築中の新居を汚されるより、良いと思います。
夏場のビニルハウスの中なんて、熱くする為にあるような施設です。作業する人の周辺ぐらい温度を下げたって大丈夫だと思います(違ってたらごめんなさい。)
それに、排熱があるのでビニルハウス内の温度は相対的には下がりません。
ということで、夏場の作業による熱中症対策として、非常に有効な製品だと思います。
デザイン的にはスタイリュッシュで可愛く持ち運べるデザインなのですが
作業現場での使用を想定してハードで無骨なデザインもアリじゃないかなぁと思いました。
バイクいじりのガレージなんかでも映えるブラック系やメタリック系のハードなデザインも出たりして。
ドルフィン八戸店に期間限定で展示中です。
生産台数限りで注文受付しておりますので、気になった方は是非ご来店、ご体感ください。
ちなみに、家電量販店やホームセンターでの取り扱いは無いとのことです。
基本はインターネット販売ですので実物を確認出来ない商品なのですが
今回特別にドルフィン八戸店に展示していますので、気になる方は是非!!