こんにちは!ドルフィン八戸店の嶋守です。
最近、住宅業界の気になるコンテンツとして
『IOT』インターネット オブ シング
『モノのインターネット』
が話題になっています。
SNSやらIOT、やらなんでもかんでもアルファベットにして!!と言いたくなるかもしれません。
意外に、そんなに難しくもないので、自分なりに理解している範囲で解説致します。
ドルフィンでもいち早く取り組んで、情報提供を行っていきたいと考えています。
目次
PanasonicさんのIOT製品が充実している
こちらはPanasonicさんの資料です。
さすがは家電大手メーカーでもあるPanasonicさん、この手のジャンルは大得意分野ですね。
一社でここまで出そろうトコは無いと思います。
IOTはインターネットを通じて、いろんなモノを操作できるようにする技術です。
インターネットを経由してモノを操作するときに、キーポイントとなるのが
スマートフォンの存在です。
スマートフォンをリモコン代わりにして、外出先から自宅の家電を操作します
外から出来たら便利なこと
わざわざ外出先から操作しなくても・・・・いえいえ、これが意外と便利な使いみちがあるんです。
①エアコンのオンオフ
真夏であれば帰宅前に操作して部屋を暖めたり
真冬であれば暖めたり
タイマーという手もありますが、いつも予定通り帰宅するとも限りません。
消し忘れの確認にも一役買います。子供部屋などうっかりつけっぱなしのエアコンを外出先からオフできます。
②玄関の開け閉め
例えば、大人が不在でお子様が帰宅した時、おじいちゃんおばあちゃんが留守中に訪れた時に外から開錠して、招き入れたり。
なにより、うっかり閉め忘れた時や、締めたかどうか心配な時など、施錠状態を確認できます。
防犯上のメリットもあります。予定外に開錠された時にお知らせが届きます。
③照明のオンオフ
家のいないのにオンオフする必要あるの??
例えば旅行や帰省なので長期間家を空ける時に空き巣防止として効果的。
外出した時に消し忘れの確認も出来ます。
電気をつけっぱなしで寝てしまった子供部屋の確認など。
こんな調子でIOT化するモノがどんどん広がりつつあります。
難しそうに感じるかもしれませんが、いつの間にか日常生活の中に入り込んでいるIOTがあります。
私自身、生活の中で体験しているIOTがあるので紹介してみたいと思います。
意外と身近なIOT
スマートフォンをリモコンがわりにして操作する家電は、ここ数年でいろいろ登場しております。
ですが、出始め商品はまだ課題も多かったように感じます。
むしろ面倒くさい(あくまで数年前の印象)と感じることもありました。
我が家は新築時にリビングの照明をPanasonicさんのスピーカー付き照明にしたんですが、これもIOTに該当する商品です。
スマートフォンをリモコンとして使用します。調光(明るさの調整、照明の色の調整)を行います。インターネット回線を経由する必要がありました。
使ってみた感想は
めんどくさい! (当時)
メーカーさんに直接文句言いました(笑)
やれ、ログインしろだの、パスワードいれろだの、認識できませんだのあーでもないこーでもないと・・・
明るくするだけなのに、なんでこんなにコメンドクサイんだ!?
どうやら同じことを言うユーザーが多かったそうで、翌年、普通のリモコンも選べるようになってました(笑)
自分が買った商品は普通のリモコンに対応してないのでスマホ操作のまんまなんですが、ログインパスワードも忘てしまい、面倒くさいので細かい操作を諦めて壁スイッチのオンオフしかしてません。
と、発売当初はいろいろ課題も多かったシステムですが、便利なとこもありました。
自宅にいなくても照明を操作できる点です
旅行や宿泊で家を留守にするときに空き巣対策で使えたんです。インターネット経由なので、リモコンと違って外出先からでも操作ができるんです。タイマー設定するという機能もあります。
なんだか、近未来な感じがして少しうれしかったです。
IOTを分かりやすく言えば、二つの特徴があげられます。
①リモコンの届かない『自宅の外』から自宅の家電を操作できる。
②『稼働状況をスマートフォンで管理できる』
例えば、テレビゲームの制御
これも一種のIOTのようなモノでは無いでしょうか。
ゲームをインターネットでやるという意味ではありません。
子供がゲームで遊ぶ時間をインターネット経由で制御できます。
例えば、遊ぶ時間。何時から何時まで、または一日最大何時間といったように。
さらにその日何時間遊んだかも履歴をチェックすることができます。
ゲームを起動せずとも、スマートフォンのアプリで操作、確認ができます。今、こうしている時間も自宅で子供がゲームしてるかどうかチェックすることができますし、強制停止することも可能です。
あくまでもネット環境で接続している場合に限ります。オフライン環境では無理です。
子供に「ゲームばっかりしてはダメだめよ」と言って「え、やってないよ」としらを切られても、水戸黄門の印籠ばりに「これが目に入らぬか!!」とスマホ画面でどどーーーんと、「今日ゲームで遊んだ時間12時間」って表示できる訳です。
意外に身近なところでIOTは進んでおり、生活に入り込んできています。
もうひとつ、セカンドリビングで使用しているホームシアターの例です。BOSS社のサウンドバー+サラウンドスピーカー+ウーファーをつないでおります。
これもインターネット経由でスマートフォンを使用しないとまともに操作できなません。インターネット環境が無い人は苦労します。
スマートフォンで電源のオンオフ、音量調整、音質の調整、サラウンドスピーカーとサブウーファーの音量バランスを行います。ネット環境がないとまともに操作できません。一応リモコンが付属してますが、これもwife経由します。
ネット環境がないとセットアップが出来ず使い始めることができません。
今の例の場合は同じwifiルーターを介さないと作動しない仕組みになっていて、外出先から操作することはできません。
wifiの範囲内の家の中なら、どっからでも操作はできます。
このように同じIOTシステムでもwifi範囲内のものと外出先から操作できるモノに分かれていています。
IOT初心者におススメはAmazonのアレクサ
Amazonのアレクサ これこそ 『ザ IOT』と思います。
自宅で使わせて頂いています。
最初の画像はecho dotと言いまして、Amazonアレクサを搭載した最初のデバイスの第3世代と呼ばれています。
購入当時、いまいち使いづらくて、音楽に興味を始めた息子にBluetoothスピーカーとして使わせてしばらく放置してました。
声で時間を聞いたり、タイマーをかけたり、音楽をかけたりすることができます。最初はうまく使いこなせませんでした。
最近になってディスプレイ式が使いやすいとのことで、改めて2枚目の画像のecho show5を購入しました。
なんといっても、Amazon以外の家電にもアレクサが搭載され始めたことで一気に使いやすくなったように感じます。
まず、前述したBOSEのサウンドバーもアレクサが搭載されいて、声で操作ができます。
そしてこのサウンドバーとテレビをARC対応のHDMIで接続することで、声でテレビも操作することができます。
ARCとはオーディオリターンチャンネルといって、いままで一方通行だったオーディオ機器がお互いに連携するようになる仕組みなんですね。
つまりはプレイヤーからの指示で音を出すだけだったスピーカーが、逆にプレイヤー側を操作できるようになっちゃうんです。
まるで乗っ取り! 企業買収! いやちょっと違いますか・・・
さてさて、我が家のIOT化はここからが本番
住まいのIOT化はすぐにでも始められる
このAmazon エコーシリーズに対応した『スマートリモコン』
Nature スマートリモコン Nature Remo mini 2 ネイチャーリモミニ2 Remo-2W2 Alexa/Google Home/Siri対応
こちらの商品は家中のリモコンをIOT化してしまうアイテムです。
注意!!※ドルフィンで販売しているわけではないので細かい情報は載せません
これを使うとアレクサを使っての音声操作や、スマホを使っての外出先からの層さで、リモコン式の家電を動かせるようになります。
もちろん外出先じゃなくて自宅内でも操作できます。
仕組みはどうなっているかというと赤外線式のリモコンの信号を覚えて、この機械がリモコンの代わりに赤外線を発信して家中の家電を操ってしまうわけです。
複数のリモコンを一つにまとめる商品をご存じの方も多いと思います、あれのインターネット経由&スマートフォン連携番です。
ということで、実は比較的簡単に住まいをIOT化することができます。
※改めてお断りしておきます!ドルフィンでAmazonデバイスを販売したり、画像のスマートリモコンを販売するワケではありません。わかりやすい例として掲載させて頂きました
で、ドルフィンでは何ができるの?って話なんですが
新築・リフォームで提案するIOTとは?
冒頭のコレをパッケージでご提案しちゃいますよーー
ってのが『IOT住宅』であり、ドルフィンで取り扱っていく商品、工事提案となります。
まだ、ドルフィンも勉強中ですので、ご提案できるようになるのはもう少し先になります。
実はインターネット回線とルーターを用意して各機器をセッティングするだけなんですが、Panasonicさんの場合はそれらを集中管理するモニターがあります
ポイントは
・わかりやすい
・操作しやすい
ってことだと思います。
お子様にもお年寄りにも、機械操作が苦手な女性でも簡単に対応する設備を操作、管理できる。ということが重要なんだと思います。
自分みたいに、苦手意識のない人だと自力でスマホでIOTを実行できてしまいますが、万人向けとはいえないと感じます。
その点、panasonicさんのアイセグ2は、機能を集約していて誰でも扱えて分かりやすい。ここが強みですね。
Panasonicさんのホームページの資料を引用させていただいてご紹介します。
イラストで表現しているとおり
主婦の皆様でも使いこなせる、親しみやすさ、わかりやすさという点が優れているとおもいます。
この点でもトータルで提案できるPanasonicさんはとにかく強いです。
独り勝ちの予感がします
panasonicさんは、もともとテレビドアホンや屋外、屋内の防犯カメラ、ベビーやペットや高齢のご両親の見守りカメラなどに早くから取り組んできています。
ここにインターネットを介して、スマホと連動することができます。
高級マンションばりのホームセキュリティーシステムが簡単に完成してしまいます。
panasonicさんの唯一の苦手分野があるとしたら
玄関ドア、サッシです。
ですが、大丈夫。こちらはこちらで専門メーカーさんが開発してます。
例えばYKKさんは戸締りIOTシステムとしてミモットという商品を発売していて、こちらもwifiを通じてインターネットでスマートフォンでつながります。防犯セキュリティシステムを構築しています。
こちらの商品もドルフィンで展示提案できるようにがんばります!
ほらほら! ここでも私の大好きなAmazonアレクサが登場してますよ!
ちょっと気がかりなこと
自力でIOT化してみると気が付くことですが
これだけの家電をwifiで制御しようとすると
ルーターがパンクします。
そりゃそーです。いわば、コンセントのタコ足配線状態。
インターネットをタコ足配線してるのと一緒ですから。
やれゲームが遅くなったの、Amazonプライムビデオの画像が乱れたの、スマホのYouTubeの動画が遅くなっただの
そういうことが起きます。
ちょっと知ったかぶりトークを披露させて頂きますと
家庭用wifiは2種類の電波を出していて
2.4GHz
5.0GHz
に分かれています。
データ量が少なく遅いけど障害物に強く遠くまで届くのが2.4GHz
データ量が多いけど遠くまで届かない5.0GHz
ちなみ2.4GHzはに家電が発する電波、特に電子レンジやBluetoothとは周波帯が同じな為電波干渉を受けやすいという特徴もあります。
ルーターに2つのアクセスキーが載っていますが適当に振り分けてしまっている人も多いと思います。
基本はスマートフォンなどは2.4GHzのキーを使用して、スマートテレビやパソコン、ゲーム機、ネット配信動画デバイスのAmazon fire tvなどは5.0GHzを使うのが一般的なおススメの分け方。
さらにいろんな機器にwifiの電波を届けなくてはならないので、ルーターの性能がキモになる気がしています。
IOTの住まいはもう身近なトコまで来ています。
ドルフィンでも展示を増やしたり、相談できる体制を整えていく計画ですので、楽しみにお待ちくださいませ!