タンクレストイレとは?

今回はドルフィンでも展示しているタンクレストイレについてご紹介します。

◆目次◆
1.タンクレストイレとは
2.タンクレストイレのメリット
3.タンクレストイレのデメリット
4.タンクレストイレ交換にかかる工事期間

1.タンクレストイレとは
タンクレストイレとは水を溜めておくタンクがないトイレで、水道から直結で水を流す仕組みになっています。
タンクレストイレは、便器と便座が一体型になっており、ウォシュレットの機能がついていることも特徴です。

2.タンクレストイレのメリット
①トイレの空間を広くすることができる
タンク部分がないため、奥行が10cmほど広く使うことができます。
下の写真はドルフィン盛岡店のタンクレストイレ展示スペースです。
このトイレ空間は幅78cm×奥行173cmですので、手前が広く使えます。

②お手入れがラク
タンクレストイレは便器と便座が一体型となっています。そのためスキマや凹凸が少なく、お掃除がしやすいです。また、タンクがないため、トイレ空間の奥までラクにお掃除することもできます。

③従来のトイレよりも節水できる
従来品のタンク型トイレでは1回ごとに約13リットルの水を使いますが、タンクレストイレでは、製品によって多少の差はありますが、3リットル~5リットル台の水で流すことができます。
④連続で水を流すことができる
タンク型では一度水を流すとタンクに水が溜まるまで待つ必要があります。一方、タンクレストイレは水道管から直結しているので、連続して水を流すことができます。
⑤おしゃれなトイレ空間を実現できる
タンクレストイレはスッキリしていて、おしゃれなデザインの商品が多いです。

3.タンクレストイレのデメリット
①水圧が低い場所には設置できないことがある
製品によって必要な水圧は違いますが、タンクレストイレは水道管から直接水を引くため一定以上の水圧が必要になります。そのため、タンクレストイレの設置には水圧の状況の確認が必要です。また、水圧の低い場所に設置を検討している場合は注意が必要です。
②手洗い場が別に必要
タンク付きトイレにはタンク上部に手洗いがついているタイプがあり、トイレ空間の中で手を洗うことができますが、タンクレストイレの場合は手洗いがありません。トイレ空間の中で手を洗うためには別に手洗い場を作る必要があります。
③停電時には水が流れない
タンクレストイレは水道から水を通したり、止めたりする際に電磁弁という部分を電気で動かしています。そのため、停電になると水を流すことができません。停電の際には、本体についているレバーを引いて水を流し、バケツなどで水を便器へ投入する必要があります。
④ウォシュレット部分(便座)のみ交換できない
ウォシュレットが故障した場合、タンク付きトイレの一部の商品ではウォシュレット部分のみ(便座)の交換ができます。一方、タンクレストイレは便器とウォシュレット部分(便座)部分が一体となっているため、交換することは難しいです。
⑤価格が高め
タンクレストイレはタンク式トイレと比べると価格が高い傾向にあります。

4.タンクレストイレ交換にかかる工事期間
既存の便器の取り外しと、新規トイレの取り付けは3時間ほどで完了します。また、この機会に床のお手入れをしやすくしたい、トイレ空間のイメージチェンジをしたいという方は、床をクッションフロア材への張替え、壁と天井はクロスの張替え、紙巻き器の交換などの作業も加わりますが、その場合でも、工事は1日で完了します。

ドルフィンではクッションフロアやクロスのサンプルも多数ご用意しております。お客様の理想のトイレ空間づくりにドルフィンがお手伝いいたします。トイレのリフォームをお考えの方はドルフィンへご相談ください。

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