こんにちは!DOLPHIN八戸店の嶋守です。
新しいお風呂と洗面化粧台の設置が完了しましたのでお知らせです!
目次
洗面コーナーの画像
①左から
クリナップ ティアリス
panasonic ウツクシーズ
panasonic シーライン
②左から
panasonicウツクシーズ
TOTO サクア
LIXILオフト
LIXILピアラ
③左から
タカラスタンダード オンディーヌ
タカラスタンダード ファミーユ
クリナップ ファンシオ x3台
クリナップ BGA
お風呂コーナーの画像
panasonic ビバス
panasonic オフローラ
LIXIL リデア
タカラスタンダード グランスパ
各商品の詳しい情報についてはショールームでスタッフに聞いてみてください!
ホームページ内にも詳細説明ページ開設予定です!少しお待ちください。
洗面化粧台のトレンド (30年前と比べて)
最新の洗面化粧台って昔とどう違うの?とよく聞かれます。
20年~30年前との違いを想定して書いてみます。
①収納量が増えた
ボール下の収納についてですが、以前は観音開きと呼ばれる両開き扉のタイプが主流でした。近年はオールスライドタイプと呼ばれる引き出し二段のモノと小さい引き出し2段と片開き扉のタイプが追加されています。
デットスペースだった収納内の上部分や奥のスペースが無駄無く使える為、収納量が格段に増えています。
②照明がLEDになった
LEDの特徴は(1)電気代が安い (2)寿命が長いという2点ですが、注意点もあります。
消費電力が少なくなったのは間違いありません。確実に省エネでお財布に優しくなっています。
寿命が長いかどうかはちょっと微妙。LED照明は発売当初4万時間使用可能と言われ、ランプ交換出来ないタイプが多く発売されました。
照明の寿命が長いので照明交換時期の前に商品全体が交換時期を迎えるという想定でした。洗面に限らず家庭内の照明が10年以上持つという想定で交換不要と思われていたのですが、それがなんだか怪しくなってきています。
LED照明部分は寿命が長いのですが、その周辺のパーツが結局数年しか持たないということが起き始めています。
発売当初は交換不可だったLED照明が最近は交換対応可に変化してきているのはその為と思われます。寿命については過信は禁物です。
③三面鏡が主流に
かつては高級モデルだった三面鏡仕様。一般的なタイプは真ん中だけミラーで左右はオープンの収納、それが普通でした。
実際のところミラー部分が大きくなって全面だからといって、そんなに映すモノもなかったりします(笑)
しかし現在では三面鏡が主流になってきています。その理由としてはミラーが扉の役目を果たしているからではないでしょうか。
左右の棚に収納されているモノといえば、真っ先に連想するのが家族人数分の『歯磨き用品』。コップやら歯ブラシやらチューブが思いつきます。
これらが丸出しだと、途端にとっ散らかって見えてしまい、なんだか不衛生な気さえしてきます。
遊びに来た親戚などが洗面室に入った時に中身が丸見えだと、なんだか恥ずかしい気がしませんか?。
化粧品系やフェイスケア、ヘアケア商品もここに並びます。プライベート丸出しで見られるのがなんとなくこっぱずかしいですね。
近年では電動歯ブラシや洗浄機能付きの電気シェーバーなどサイズの大きい電化理美容品も普及しています。
最近のモデルはミラー内にコンセントが設置されているモデルもあり、充電しながらスッキリ収納できます。
ドライヤーなどの大型のモノもミラー内部に収納できる深型タイプもあります。
④水洗金具が壁からニョッキリ
水洗金具周辺は汚れが溜まりやすく、お手入れが面倒な部分です。蛇口がニョッキリ生えているあの平な部分が使うたびに水浸しになりませんか?
大抵の場合、その場所にはいろいろ並べられています。例えば石鹸やらハンドソープやら洗顔フォームやらコンタクトケースやら。
場合によっては歯磨きコップも置きっぱなしかもしれません。あの平な部分を拭こうと思ったら、それら細かいモノをいちいち持ち上げてティッシュやらタオルやらで拭かなきゃならないわけです。
汚しっぱなしで立ち去る家族がいたりするとさあ大変。
「汚したの誰!?全くもう!キレイに使ってよ!」となってしまいます。
ちゃんと小まめに拭いていれば良いのですが放置すると・・・
水洗金具のまわりにいつの間にやら得体のしれない汚れがこびりつき・・・
何をどうやってもとれやしないという状況に。
そこで誕生したのが、いっそ平らな部分無くしてしまおう!! というデザイン。
余計なモノは置かない、置かせない(笑)水が溜まって汚れることも無くなります。
今ではこのデザインがスタンダードになっています。日本全国あちこちの家庭でこのような悲劇が起こっていたのですねきっと。
洗面化粧台のトレンド(ここ最近の変化)
前述の特徴は20年ほど前からスタンダードになってきています。そこで直近の変化についても記述します。
最近の洗面台は大きく三つの傾向があるように思います。
①コロナ過で加速、ミニタイプの手洗い場
コロナ対策としてのこまめなうがい、手洗いが奨励されてさらに人気が出たタイプ。
以前から商品化されていたのですが、コロナ過で一気に脚光浴びましたね。
洗面脱衣室ではなく、廊下にちょこんと設置するミニタイプの洗面です。
本気の洗顔、洗髪ではなく、帰宅時の手洗い習慣や、こまめな歯磨き、さらにはトイレ後にしっかり手洗い。活躍の場面は多いです。
2階の廊下に設置することでお休み前の歯磨の時とかにも便利ですね。
昔は廊下に洗面台なんて、ほとんどありませんでした。
間取りの関係で洗面所が狭くて仕方なく・・・みたいなイメージでしたが
今ではむしろオシャレ。
②デザイン重視オシャレドレッサー
とにかく見た目重視。スタイリッシュに。スッキリデザインでシンプル。かつゴージャスに。
洗面化粧台、特にドレッサータイプは女性が特にこだわりたい部分だと思います。
ですが、注意しなくてはいけないのがオシャレで見た目の良いデザインは、水のコボレ対策が甘い場合もあります。
静かに丁寧に使う分には良さそうですが、特に男性が豪快にバシャバシャ洗顔した場合、周囲に飛び散ったり壁や床を汚すので要注意です。
近年人気のベッセルボウルタイプは豪快に使用するのには向いてませんね。静かにエレガントに使いましょう。
見た目はお店みたいでメチャメチャカッコイイんですけど、使用時は少し気を使いそうです。
使う人、使い方によるので一概には言えませんが注意点として意識して欲しいですね。
オシャレさと清掃性、使い勝手の両立はなかなか難しい課題のように思います。
③なんといっても実用性重視
ドルフィン八戸店で人気№1がこのタイプ。
見た目よりも使い勝手を最重視した上で、そのうえでデザイン性にも気を配った商品。これが一番人気です。
実は世間一般には引き合いは少な目の商品らしく。作ってるメーカーさんも『なんでそんなに売れるんですか?』
と聞きにきたり、担当営業マンが表彰されてみたり(笑)
なんで普通は売れないタイプの商品が売れるのか考えてみると、もしかしたら洗面化粧台ってあまり詳しい説明も聞かずに見た目で選んでしまう人が多いのかもしれないなと思いました。
そうなると見た目重視でスタイリッシュな商品を選んで購入してしまう場合が多いかもしれません。ですが前述したとおり、見た目の良さと使い勝手は比例しません。
DOLPHIN八戸店ではスタッフが一つ一つ丁寧に接客説明するので、その商品の良さをお客様に知っていただくことができます。
何と言っても、自分自身が良いと思った商品だからこそ、自然と熱も入っちゃうんですよね。しかも申し合わせた訳ではなく、各スタッフが満場一致で
その商品が一番良いと思っているので、正直におススメした結果、そればかりが売れちゃうという結果に(笑)
オトナの事情でその商品名はHPで公開できませんが、気になった人は足を運んで説明を聞いてみてくださいませ。
最近お風呂のトレンド
実はお風呂はこの一年でとんでもなく変化してきています。
これまでの概念がひっくり返ります。デザインや商品構成に大きな変化が表れています。
①とにかくなんにもいらない。何故ならば掃除が大変だから。
これはもう、びっくりです。数年前、確かにお客様から「ミラーも棚も手すりも何もいらない。色もなくていい、真っ白でいいと言われ
「それじゃアパートとかビジネスホテルですよ、わっはっはっ」なんてお答えしていたのが・・・今や主流になってしまうとは・・
最近ではミラー無し、棚無しのお客様が急増。各メーカーさんのデザインプランの第一線に取り入れられていますので全国的にそうなんですね。
これまで各メーカーさん、工夫重ねてきて付加価値をどんどんつけてきてのですが・・・まさかの何も要らないに行きつくとは。
実は最近のお風呂の装備は行きつくところまで来ている感があり、これ以上やること無いかな?という状況でした。
各メーカー横一線。とにかくお風呂に必要なのは今も昔も(1)あったかい=寒くないこと (2)お掃除ラクラク。この二つが最重要。
その後、じわじわと普及してきたのが、断熱浴槽。水はけの良い床。この二つは今ではスタンダードな機能になっています。さらに暖房付き換気扇、リラックス効果のある酸素浴が良く選ばれる人気の装備。
それに付け加えて、疲労回復に肩湯&ジェットバス。毛穴汚れを取り除き美容にも良いマイクロバブル。幻想的な癒し空間演出するライティング、照明。
お風呂でも動画や音楽をとテレビやスピーカー。浴びごごちのよい水量タップリのシャワー。さらに掃除しやすいように取り外せるカウンターなど。
あと何か出来ることある?ってくらいにマシマシな状態でした。
そんな中登場したのが
なんにもいらない。なんにもつけない。
というニーズ。一周回って、もはや何にもいらない。これが最終進化系なのでしょうか・・・
シンプルに浴槽とシャワーがあればそれでいい。ミラーも棚もいりません。どうせ汚れるんで。ということだそうです。
②立ちっぱなしで座らないという入浴スタイル
シャワーだけで良いという人が増えてきています。
それに加えて先ほどの何も要らないというニーズが重なってきます。
何も要らない人の理由は「汚れるから」そうなると洗面器や椅子も削除対象なんだそうです。
確かに一度汚れた洗面器や椅子はなかなかキレイになりません。
ということで椅子も洗面器も取っ払って、立ったままで全部済ます。タオルもシャワーで洗い流して都度タオルバーにかける。
そんな入浴スタイルが増えています。実際に職場でヒアリングしてみると
もはや半数に迫る勢い。そしてついにはメーカーさんからその入浴スタイルに特化したデザインの発売されました。
それはどのようなデザインかと言いますと、水栓の位置を改良したデザインです。立ちっぱなし派からしたらこれまでの水洗の位置が低くてつかいにくいわけです。
もう立った位置に合わせちゃえ
というデザインが登場。こうして商品化されるということは数年前からそういう入浴スタイルが増えていたんですね。
自分なんかは椅子も洗面器も浴槽から湯を組む杓子もフル装備の『オールドタイプの入浴スタイル』なのでちょっとついていけませし、そうするつもりもありません。今のところ。
でも時代はそうなりつつあるというか、そういうニーズが増えてきているんですね。
海外のシャワースタイルが浸透しているのかもしれません。
この仕様を展示するかどうかは社内で揉めに揉めました。若い人向けの新築ニーズなら是非展示したいところですが、リフォームメインのDOLPHINとしてはまだ少し早いかなと。今までの入浴方法に慣れ親しんできたお客様にこれからは座らないのが流行りですから」とおススメするのもどうかと言うことで今回の展示では見送りましたが、確実に増えてきている入浴スタイルです。
③とにかく癒されたい。極上リラクゼーション空間
①②と対極なすのがリゾートのようなくつろぎ仕様のタイプ。
自分は予算が許すならこっち派ですね。
浴槽にじっくり浸かって疲れを癒したい人向けの装備です。
室内の照明落として弱めのライティングで癒し空間を演出。
または肩から浴びる肩湯で凝り固まった体をほぐす。個人的にはどちらも欲しいです。
④デザインにも大きな変化。とにかくモノトーン。シンプル。
数年前のお風呂といえば『ピンク』『グリーン』が人気でさらに『オレンジ』なんかが登場してカラフル全盛の時代がありました。
その後壁面1枚デザインパネルにするのがスタンダードとなり、多種多様な色柄で個性演出。
石目や抽象柄などいろいろなデザインが登場しました。
そして今、令和の人気デザインは。『モノトーン』これにつきます。
1番人気はグレー。次いでホワイト、ベージュ。そしてグレーとベージュの中間『グレージュ』
ひと昔前はグレーの浴室ってあまり見たこと無かったですけどね。
とにかくグレー一色にしとけば今っぽい(笑)
そこにアクセントでブラックをあしらうと、『やるじゃない・・・』という感じに(笑)
ですが、八戸エリアは水垢の強い地下水系の水質のエリアがある地域です。
黒だと水垢が特に目立ってしまうのでドルフィン的にはプラックは避けています。
ということで、DOLPHIN八戸店のお風呂洗面コーナーは現在のトレンドに沿った展示に生まれ変わりました。2月にはお風呂メインのイベント開催予定ですので是非足を運んでみてください!