カーポートの選び方

こんにちは! ドルフィン八戸店の嶋守です。

最近はめっきり肌寒くなって参りました。そうこうしているうちに雪が降ってきて・・・あっという間にせわしない年末年始がやってきますね!

雪が降り出すとお問合せが増えるのが『カーポート』

実は雪が降ってからでは、もう工事が間に合わないってご存じでしたか?雪が降りだす12月になると既に予約で埋まっていて、春先以降の受付となってしまいます。雪がチラホラしているうちはまだ良いのですが、積雪状態になるとまともに工事が出来ない為、基本的にはお断りすることになります。

(やってできないことはないのですが、除雪作業の割り増し、コンクリート料金の割り増しが発生します。さらに地面が凍っていて掘れない場合は工事が出来ません)

このブログを書いている時点で八戸店では1か月後の11月中旬の予約となっていますので、お考えの方は今すぐにでも行動を起こすことをおススメします!

カーポートの種類

・積雪カーポート

・積雪じゃないカーポート

まずは、ざっくりとこの2種類に分類されます。

八戸エリアでは積雪カーポートのみおススメしています。積雪カーポートは強度によって、耐えられる積雪量に差があります。

積雪20cm

積雪50cm

積雪150cm

積雪200cm

まず、青森県でも地域によっておススメする耐積雪量が異なります。

20cmは青森県内ではまず、おススメできません。

50cmもかなり際どいです。八戸市の平地の積雪量は平均では50cmを下回りますが、超えないとは断言できません。あるメーカーさんは50cm以下は責任施工の対象外となっています。ドルフィンもメーカー保証にならって、50cm以下のカーポートはお請けしません。八戸は湿った重い雪がふることが多いため、積雪量以上の荷重がかかる場合もあります。

決して50cm以下を否定する分けではありませんのでご理解ください。ここは自己責任で選択しても良いと思います。施工するお店もいらっしゃいますし、間違いではありません。

積雪100cm以上対応の場合は選択肢が激減

カーポートの種類って実はメチャメチャ多いんです。

デザイン性が高くてオシャレなカーポートがたくさんあります。

しかし、それらはほとんどが『積雪対応じゃないカーポート』なんですよね・・・実に悲しい実態でございます。ですが、仕方ないですここは雪国ですから!

積雪カーポートははっきり言って2種類しかないです!(笑) いろいろなメーカーさんがありますが、基本的に同じ。残念ながらほとんど変わりません。

①折板屋根(金属屋根)の積雪カーポート

②ポリカーボネート屋根の積雪カーポート

大きく分けるとこの2択です!

①折板屋根(金属屋根)の積雪カーポート

①折板屋根(金属屋根)の積雪カーポートは、勾配がほとんどなく雪が落ちることがほとんどありません。屋根の上に積もりっぱなしで、静かに雪解けを待ちます。

メリットは雪を捨てる場所がいらないということです。ただし、雪が積もりっぱなしなのである程度強度に余裕が必要です。八戸市の平地では100cm、白山台などの高地だと150cmは欲しいところです。八戸市近隣の上十三地区では150cm~200cmが安心です。毎年、自然に積もっている雪がどれくらいあるかで判断しましょう。

デメリットはズバリ、明かりが入らずに暗くなってしまうことです。

②ポリカーボネート屋根の積雪カーポート

ポリカーボネート屋根の場合は、屋根に傾斜があり、ある程度流れ落ちる想定です、基本的には前が低くなっていて、前面に落ちてきます。後ろ傾斜だと住まい側に雪が落ちてしまい、住まいの壁面を劣化させたり、サッシを破損させたり、雪が溜まって除雪できないといった被害を防ぐ為です。

メリットはなんといっても明るいこと。例えば南向きのリビングの窓の外にカーポートを設置する場合など、室内への日当たりに影響して欲しくない場合などにおススメです。

デメリットとしては、柱の本数が折半タイプより多くなってしまうことです。柱が少ないほうが車のドアの開閉や乗り降りがしやすくなります。柱が増えるということは基礎も増えますので単純にコストアップとなります。

車のサイズとカーポートの横幅

次に車の台数で、1台用か、2台用か、もしくはそれ以上となりますが、

意外に知られていないのが『横幅のバリエーション』とその選び方です。

ドルフィンでおススメしているYKKapのジーポートシリーズを例に見てみます。

■1台用

駐車スペースの目安は幅3mが基本です。

スーパーなどの白線も3m幅を基準に引かれていることがほとんどです。

自動車のサイズは軽自動車の1.4m~ミニバンの2mと様々ですが、3mあれば基本的には駐車できます。

ただし、ドアを全開できる訳ではないのでご注意下さい。ドアの長さは1m程度ありますので全開にすると左右に2mほど広がることになります。

■YKKAP ジーポートNEO 1台用

・幅3111mm・・・標準タイプ

・幅3711mm・・・サイズに余裕を持ったタイプ、バイクなどを並べて停めたり。

■YKKAPジーポートNEO 2台用

・幅4911mm・・・小さめサイズ、普通自動車+軽自動車など

・幅5511mm・・・標準サイズ、普通自動車+普通自動車など

・幅5966mm・・・余裕のあるサイズ、ミニバン+ミニバンなど

車のサイズとカーポートの高さ

横幅が決まったら、次は高さです。

基本的には3タイプ用意されています。

基本は車種ごとの高さに合わせて選ぶことになりますが、屋根に荷物を積むキャリアーを設置する場合と、荷室のドアが上に開くハッチバックタイプの場合には注意が必要です。

また、高ければいいという訳でもありません。雪国の場合は前後左右から吹込む雪の量が多くなるのと、風が強い地域では高いほど影響を受けます。

設置場所の注意点

1.隣家とのスペース

屋根から雪が落ちないタイプの場合は特に気にする必要がありませんが、隣の家に雪が落ちる可能性がある場合は十分にスペースを空けないとトラブルになります。一般的には最低1mは必要と言われています。雪だけでなく、雨の跳ね返りなども影響しますので注意が必要です。

2.柱位置への埋設物

意外な盲点なのがこのケース。排水路などが埋まってる場合があります。この場合は排水路を移動するしかありません。わずかに重なる場合には、柱の位置をずらして組み立てる方法もありますが、大きくはずらせません。

いかがでしたでしょうか、今ドルフィン八戸店ではカーポートのセール開催中です。おかげ様でたくさんの問い合わせや見積もり依頼を頂いております。カーポートをお考えの方は今がリミットギリギリです!! ぜひお早めにご検討下さい!

お問合せをお待ちしております!

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